1.はじめに
前編にて狩人の採用率が低いこと、それは物理アタッカーとしても後衛アタッカーとしても火力が出せないためだ、ということを述べた。だからと言って全く狩人が採用されないわけではない。本記事においては狩人の有用性とそのビルドの例を紹介する。
2.狩人の採用ポイント、メリットとは?
救出に強い追撃のスキルが、時短ユニットの忍者と相性がよい。これである。
別に超火力のサ魔一人で薙ぎ払ってもよいのだが、システム上の弱点である救出を数値で克服するのは火力的にも耐久的にも相当のリソースを要する。
それをマシにするのがサブアタッカーであり、追撃スキル持ちである。アタッカーの数が向こうの救出役より多ければ、加えてアタッカー間で連携が取れるのであれば、敵の数を減らすチャンスは無限に増えてくる。
だから数値が低くても、剣士と賢者(魔法使い)、忍者と狩人の組み合わせは強くなるのだが、後者の場合は時短がとれますよ、というおまけがついてくる。
無論、忍者だけが時短ではない。兎だったりゲオルグさんだったり。運用できるのであればな!置物魔造(欲を出すと置物魔造忍者)などパーティ負担がえらいことになる。パンドラ壊れ建御雷剣?
要するにリソースの足りない時に時短を、忍者を採用したい時に狩人のチャンスが回ってくるということである。(正直リソースがあればサ魔+兎忍M or盗Mが楽)
3.狩人のビルド例
個人的に見かけることが多い狩人のビルドを、前編で述べた弱点をどのように克服しているかという観点で解説する。
なお、貧弱な攻撃力の克服は、超レア壊れ核バズーカの所持が前提となる。あしからず。
- エルフ狩侍
克服方法:火力を上げて物理で殴る。
攻撃力が足りないなら装備倍率を上げればいいじゃない、という回答。種族固有の弓1.3倍を保有するエルフとアイテム攻撃力2倍の侍を合わせたビルド。
超レア壊れ核バズを持たせると圧巻の攻撃力37856をマーク。他の装備も込みで攻撃力10万も夢ではない。10万もあれば追撃時でも攻撃力6万と普通の格闘アタッカーなら余裕でぶっちぎった攻撃力となる。鷹の目(1.2倍)を付ければもっとすごいことに。
装備倍率のお陰で攻撃回数マイナスも凄い(核バズ一つでマイナス35)ので相応に相応の小手も要求されるのはまあ仕方ないね。即時キュア、ドレス枠をこなせることもあり一番見かけるビルド。
- アマゾネス狩侍
克服方法:じゃあ自分前行くんで。
中列でも威力を確保できる遠近両用を用いた回答。
メリットは数多く
・最後列に魔法アタッカーを配置できる。
→全体攻撃を不安定なブレス役に委ねなくて済む。
・近接装備が装備できる(ゴッズで必殺90%、獅子刀で回避、村正で必殺1.1)。
・異性支配で装備以外からも攻撃力を確保できる。
・種族装備で鷹の目の弓倍率がとれるので個性が自由。
・激昂で攻撃回数を補える。
・パリィで全体の耐久があがる。
・ドレスと称号トレハンがとれる。
・勇猛果敢で攻撃の届かない後列魔法使いに強い(追撃と違い勇猛果敢は攻撃力にデバフを受けない。)
ステ不足、最大必殺率、攻撃頻度、後列対策等々、狩人の弱点を高いレベルで克服したビルド。超レア壊れ核バズの攻撃力は34944と少し見劣りするが、異性支配と強烈な近接装備で十二分にカバーできるし、近接を装備するせいで大盾が気になるが、銃の高い追加ダメージがあるので気にならない。ぜひお試しあれ。
- オメガ狩戦
克服方法:君が○ぬまで殴るのをやめないッ!+20倍界王拳だ!
追撃から闘争心の再攻撃に派生できるコンボで重装の弱点を克服した組み合わせ。枠消耗こそ重たいが、重装無効自体を付けることもできる。
ただしこのキャラの目玉はそんなチャチなものではない、ハイパーブーストガトリング闘争心こそが真骨頂。アタックチューンによる魔造生物らしからぬ攻撃威力をブースト、または不屈でスーパーブーストした上でガトリングによって減衰なしでばら撒いてしまうのだ。倒せなければおまけにもう一発!
ただし、ステ確保が難しい点は、普通の狩人である。どれだけ攻撃倍率が上がっても防御を貫けねば意味がない。魔防や体力に弱点を持つし、暴走はパーティと財布が消し飛ぶ危険性がある。装備枠は多いが、半端な称号の弓をいくら揃えても使い物にならないのは前編で述べた通り。侍を踏めないので超レア壊れ核バズもそこまで攻撃力は上がらない。
基本的には伝説アルテミスが作れるようになった時点から伝説バベルに挑むまでの期間に、ゴリアテで近い運用をするのが無難な所だろう。攻撃威力、装備枠に劣るが一部の耐久に優れ、殺意が付いてくる。伝説ミラクル、サジ、ガーン、アルテミスで時期としての攻撃力はむしろ高いほうだし。超レア壊れ核バズを作れるぐらいの進度なら、オメガに攻撃役をさせるのはもったいない。
4.まとめ
前提が超レア壊れ核バズーカ?!ふざけやがって!やっぱ狩人つかえねー!!
そう嘆く貧乏ギルドマスターの前に謎の影が!
「私がいる。何も恐れることはない!」
その正体とは?
次回「脅威の攻撃回数99!サイボーグ狩戦のススメ」
乞う、ご期待!
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