前書き
終盤の冒険者ギルド物語2攻略において、サイキック魔戦が特に有用なのは周知の事実である。ところが本セクレタリにおけるサイキック魔戦についての記述は、恐ろしい宴など高みに登りきった方々によるものがほとんどで、伝説バベルや伝説宴を攻略目標としていた当時の筆者には敷居が高く感じられた。そこで本記事においては、そろそろ伝説バベルを踏破したいという方、今まで賢者しか使ったことがないけど、そもそも魔法使いって強いのかしらという方を想定し、サイキック魔戦の強さを支える各要素とそれらの運用開始可能なタイミングを説明することで、サイキック魔戦導入の勧め、ひいては攻略の助けになることを期待するものである。
サイキック魔戦の強いところ
- 破壊魔法
- 門戸開放
- 高いlvキャップによる豊富な装備数と高い魔法威力
- ニュークリア3回
破壊魔法について
魔法攻撃に劣化能力を付与するパッシブスキル。
劣化の詳しいシステムについてはWIKIを参照してほしいが、敵の防御力、魔法防御力そして回避をそれぞれ味方アタッカーの攻撃力、魔法攻撃力、命中精度に変換するといえば、すごく重要に聞こえるのではないだろうか。
一応物理でも劣化させられるが、一発につき0.5%しか劣化しない。
これが破壊魔法ならば6%(物理12発分)、それも敵全体に与えることができるのだ。
(正確には劣化量に応じて変わる)
その性質上、必要なスキル量が増加しステータスの確保が困難になる一方で敵ステータスが跳ね上がる後半ほどその有用性が増すスキルである。特に回避の低下は鬼の最強種族装備、悪鬼羅刹と相性がよく、劣化が進むほど剣士の一撃が重くなっていく。魔法使いLv70で解禁と導入は容易だが、魔法使いが貧弱なこと、そもそも劣化の必要性が低い(=賢者の連続詠唱で魔法支援を誘発するほうが手っ取り早い)序盤での活用は難しい。
門戸開放について
魔法限定ではあるが、耐久がとれる天駆ける戦車みたいなもの。
主要なスキルは以下の通り。物理系は省略。
- [成長1.2倍]成長と努力
- [戦術]重装無効
- [天妖Lv50]飛翔
- [戦術]魔力結界
- [戦術]知の扉
やばいの一言で済ませてもいいっすか?破壊魔法の項で述べたように、低耐久が魔法使いの欠点の一つであるが、金竜麟超重鎧とウェディングドレスで物理も魔法もブレスもカットした上で、成長倍率と天狗Lv50スキルが体力と回避を底上げしてくれる。あとは体力を10まで振っておけば大体の攻撃は耐えられるだろう。文字通りサイキック魔戦の生命線。
これだけでも十分すごいが本命は[戦術]魔力結界と[戦術]知の扉の二つ。前者は味方全体の魔法威力をなんと1.3倍に、後者は魔法使用回数を+1増やしてしてくれる。説明するまでもないが、1.3倍は単騎突撃と同じ倍率で、魔法回数が増えるということは、僧侶がパーティヒールを2回使えて、救出切れしにくくなり、賢者がガス欠しににくくなるということである。なおデメリットに魔法威力-80%があるが、Lv140魔法増幅の前では屁も同然と言ってよい。ゴミみたいな最終専用装備な上に種族スキルを奪われた天狗さんは泣いていい。
導入可能なタイミングは伝説パズズを討伐できるようになってから。極めて難易度の高いダンジョンではあるが専用パーティを編成してでも取る価値はある。
高いlvキャップによる豊富な装備数と高い魔法威力
Lvをあげれば体力が、回避が、装備数が、魔法威力が上がる。高ければ高いほどいい。
伝説防衛戦が抜けるようになればLv140を目指すのは不可能ではない。
ニュークリア3回
忘却アイテムが少なく、補強手段が豊富なニュークリアを3回うてる。ほかの魔法には1.1,1.2,1.3,1.4,1.6倍の補強スキルがあるが、ニュークリアには加えて1.05,1.15,1.25,1.35,1.5倍の補強スキルがあり火力を上げやすい。1.35倍、1.5倍については伝説宴産だが、伝説バベル踏破には必須ではないので安心してほしい。神魔ワンド、マースの杖、冥界の指輪を手に入れた辺りで本領発揮というところだろうか。ちなみに○撃増幅は1.X倍スキルと異なりダメージはばらつかない。弱点が増えるのはネックだが、比較的入手が容易で補正が2倍と強力な冥界の指輪はなるべく装備したい。魔法威力増幅T5を持つ悪鬼羅刹との併用も検討の価値がある。
運用方法について
今まで述べたことを総括すると、サイキック魔戦の強みは安定した耐久からそこそこ火力のある全体劣化攻撃を4ターン継続して行えるということにある。
そんな彼女の運用法だが
武御雷神剣と核バズーカと国崩しの宝珠入手以前と以降で変わる。
入手前は低敏捷から救出をくぐっての魔法支援および劣化役をメインに、増幅や劣化が進んだ後半戦では決定打を放つ役割。火力より耐えることを意識した装備構成を。
入手後は核バズーカに先制攻撃がついていることや武御雷神剣で敏捷が上がるため救出の下を狙うのは難しい。その代わりに超火力で上からなぎ倒してやればよい。ただしアイテム枠がさらにきつくなるので耐久を削る必要がある点に注意。
終わりに
いかがだっただろうか。少しはサイキック魔戦が身近に感じられただろうか。少なくとも導入の手がかり、見通しが立つようになったのではないだろうか。
本記事では超レアについて一切言及していない。これは一定ラインのサイキック魔戦ならば量産できるということを意味している。またここだけの話、門戸開放無しサイキック魔戦で伝説バベル踏破している方もいるので、やはり実際の敷居はそれほど高くないのだろう。
筆者はサイキック魔戦の採用であのにっくきエルダー軍団を消し炭にすることができた。上で散々のべたように、彼女一人採用するだけでパーティの安定性も火力もぐっと向上する。間違いなく攻略の近道となるので、ぜひこれを読まれた中堅ギルドマスター諸氏には導入を検討されたい。
手記報酬
宿った金竜の鱗
を手に入れた。
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