混乱による同士討ちが発生した際の救出まわりの謎挙動についての検証結果

こんにちは、柊です。

混乱したキャラの攻撃によって味方キャラが死亡した時、救出したりしなかったり僧侶じゃないキャラが救出したりと滅茶苦茶な挙動をすることが知られていますが、検証したところこれらの挙動の謎をあらかた解明することができたので、結果を共有します。

混乱時の挙動について

・混乱したキャラが死亡した場合、その時点で混乱が解ける。
・魔法攻撃、物理攻撃ともに自PTだけを攻撃対象とする。
・混乱したキャラの攻撃の結果、攻撃者が死亡したか否かで処理が異なる。
混乱した味方の攻撃は「敵の攻撃」として処理されますが、攻撃者が死亡した場合は混乱が解けているため「味方の攻撃」として処理されるようです。これがデスマーチや救出が発動できるか否かに関わります。
賢者の魔法1発目で自身が死亡した場合、救出されても連続詠唱は発動しません。多段物理攻撃の途中で攻撃者が死亡した場合、その瞬間に攻撃者の混乱が解けるので、残っていた攻撃回数が全て敵に向かいます。

同士討ち時の救出の挙動について

下記の4つのパターンにおいてそれぞれ異なる挙動をします。
・①混乱したキャラの魔法攻撃で攻撃者を含む味方が死亡した
・②混乱したキャラの魔法攻撃で攻撃者が死亡せず、味方が死亡した
・③混乱したキャラの物理攻撃で攻撃者を含む味方が死亡した
・④混乱したキャラの物理攻撃で攻撃者が死亡せず、味方が死亡した

①混乱したキャラの魔法攻撃で攻撃者を含む味方が死亡した

見ての通り、動ける僧侶がいるのに救出してくれません。デスマーチも発動しません。
恐らく攻撃者が死亡して混乱が解けているため「味方の攻撃」として処理され、「デスマーチや救出の割り込み処理が正常に動作しない」状態だと思われます。

このケースでは特定の行動（敵味方の物理攻撃もしくは単体攻撃魔法？）を挟むまで救出可能フラグが立ったままになり、ヒールを唱えると救出を持っていなくても味方が蘇生したり、敵の行動後に僧侶の救出が発動します。
これはパーティ内に僧侶がいなかったり死んでたり救出不可能な状態であっても発生します。

直後に味方がパーティヒールを使用。エルフ盗賊による救出

直後に敵が僧侶魔法を使用。救出の割り込みが発生

②混乱したキャラの魔法攻撃で攻撃者が死亡せず、味方が死亡した

僧侶の救出が正常に動作しています。
①の攻撃者を含む味方が死亡したケースでは混乱が治りますが、このケースでは治らないため「敵の攻撃」として処理され、デスマーチや救出の割り込み処理が正常に動作します。

このケースでは救出可能フラグはすぐに折れているため、救出でないヒールによる蘇生はできません。

自爆後のパーティヒール(攻撃者生存)

③混乱したキャラの物理攻撃で攻撃者を含む味方が死亡した

攻撃の途中で攻撃者が死亡しその時点で混乱が治っているため、[乱]〇〇は混乱している！と表示されません。
攻撃者が死亡した時点で残っていた攻撃回数で敵を攻撃しています。

混乱が治っているため「味方の攻撃」として処理され、①のケースと同様にデスマーチ、救出ともに割り込み処理が正常に動作しません。
救出可能フラグは立ったままになるため非救出のヒールで蘇生が可能な他、フラグが折れないかぎり後で割り込みが可能になったタイミングでデスマーチや救出が発動します。

味方の範囲魔法や敵の僧侶魔法ではフラグは折れない

④混乱したキャラの物理攻撃で攻撃者が死亡せず、味方が死亡した

攻撃の結果、攻撃者が死亡しておらず混乱が治っていないため、[乱]〇〇は混乱している！とログに表示されます。
混乱しているため「敵の攻撃」として処理され救出の割り込み処理は正常に動作しますが、こちらはデスマーチの割り込み処理が正常に動作していません。謎。

ちなみに、混乱でなく[敵対]全てを攻撃や生贄の儀ではまた異なる挙動になるようです。混乱していないキャラの攻撃なので味方の攻撃として判定される模様？

あとがき

わかりにくい・理解できない記述がありましたらお気軽にコメントいただけると推敲の参考になってありがたいです。

これらの挙動をうまく混乱事故防止策として組み込めないか有識者と協議しましたが、要求される編成や行動調整など細かいところで絶妙に噛み合わず、うまい活用法は見つかりませんでした。
これらを悪用活用した画期的な戦術を見つけた！という方がいらっしゃいましたら是非コメントにて教えていただけると嬉しいです。

それでは