★息が止まる臭いザリガニ
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黒の王に『ハッピー』ラビットは似合いませんよ(ゲオルグPT兎なしのすゝめ)

終章:冒険の続き
魔剣士の道

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黒き王ゲオルグ

冷酷無比で残虐な黒き王がエルフの為に戦っていたはずがない、って?

ザリガニさん知ってるよ
ゲは愛する人のために他のすべてを捨てられるんだ
ゲ自身さえも

-
とても強くて、そしてとても悲しいね

超天然級の中二病を揶揄するだけの「黒の王」じゃない。
ザリガニさんはそういうの好きよ。

さて、強靭な精神で孤立する道を選んだゲオルグですが、
ザリガニギルドにおいても、ファリアはロードレオンに娶られてしまいました。
ファリアと二人きりでお人形遊びをしたかっただけなのに——

迷いの森はよかったなあ。。
ファリアと手を取り合ってお人形とダンス、あははうふふ

最愛のファリアを失ったゲオルグは迷いの森から光の届かない森の地下へ
ハッピーを取り逃がしたゲオルグは深い闇へと沈んでいきます。NTRの闇は深い。

——おや、残されたお人形は機械仕掛けのようですね?
やや、サイボーグでしょうか。

これは傷心のゲオルグがサイボーグのお人形を腕に抱いて恐ろしい森の地下をさ迷うおはなし、、
心の拠り所は残されたお人形ただひとつ。

ファリア(エルフ)を奪われたゲオルグには幸せ(ハッピーラビット)などない、というプロットで幕を切って落とします。
ゲオルグの心に光は届くのでしょうか。

※はじめに

本記事は、エルフなし・ハッピーラビットなしの条件付きでゲオルグ率いる黒の王パーティに森の地下を周回させる際のハウツーを紹介するPR記事です。ネクロノミコンでバベルの塔を時短できる唯一無二の存在であるゲオルグ——彼の唯一性・特異性を存分に活かして黒き王の勇姿をご覧にいれたく存じます。「背伸びしてハッピーラビットを編成しなくてもこんな楽しみ方があるよ!」というメッセージを込めてお届けする次第です。

結論を言えば、行動速度が種族最速のサイボーグをキュア役として採用して混乱事故を防ぎ、秘法剣士ゲオルグに剣と魔法で大活躍してもらおうという筋書きです。

ついては、以下をレギュレーションとしますのでご承知おき下さい。

  • ゲオルグの混乱事故は御法度である。
  • エルフは編成しないので即時キュアはないものとする。
  • 常在戦場で[+15%]アイテム獲得+をとるのでハッピーラビットは編成しないものとする。


なぜサイボーグと?

▼バベルの塔の探索時間を他のフル時短PTと揃えることができる
ゲオルグは【固有装備】ネクロノミコンでバベルの塔の探索時間を3/4に短縮でき、これはハッピーラビットの脱兎と同じ倍率です。
ゲオルグとハッピーラビットを両方同時に編成すると伝説のバベルの塔を最短30分ほどで探索できますが、これは裏を返せばゲオルグPTだけ他のパーティよりも先に帰ってきてしまうデメリットとも評せます。
そこで、ハッピーラビットを抜いて、代わりにサイボーグを編成することで他のパーティと同じ40分で帰還するように探索時間を調整できるのです。兎を組み込むのを日和っても他のパーティと同じ時間でバベルを登れるからいいじゃんね、というわけです。

ちとこれだけでは説得力に欠けますでしょうか。
ハッピーラビットとサイボーグを対比してPRするのが良さそうです。

▼サイボーグは森の地下に適正が高い!
では、無理矢理ハッピーラビットにケチをつけてみます。

  • 魔造生物なので誘惑に弱い。
  • 魔造生物なので速25と行動速度が遅い。
  • 魔造生物なので運25と運が低い。
  • アイテム装備可能数が少ない。
  • 戦君賢を含めたビルドでないと耐久力が低い。
  • 脱兎でバベルの塔から帰還するタイミングが早くなる。


ふむ、ならばサイボーグがどんだけ優れてんのよ?と。

  • 誘惑に弱くない!!
  • 敏捷35で行動速度が最も早い!!
  • 運30で運が高い!
  • 使い魔所有の個性でアイテム装備可能数を確保できる!
  • デメリットアイテムを利活用して耐久力を確保できる!
  • 時短スキルを持たない。

上ふたつは特に本稿において重要なポイントになります。
森の地下を担当させるにあっては「行動順が誰よりも早いこと」と「誘惑に弱くないこと」がハッピーラビットではなくてサイボーグを編成したい明確な理由と言えます。

ハッピーラビットに固執する必要がないのであれば、サイボーグの方が耐久に優れ、周回を安定させる難易度が下がります。
もしもこだわりが強くなければ、サイボーグの採用を検討してはいかがでしょうか。兎の飼育に振り回されるよりも、便利な機械に助けてもらった方が生活は快適になるのではないでしょうか。

以降は、サイボーグを編成するメリットがあるかどうかに着目して読み進めていただければと思います。


なぜゲオルグPTを森の地下へ?

ゲオルグが秘法剣士だからさ。

デュラハンのマテリアル・フィールドは10回分の物理結界でダメージを1/3に軽減します。
これを秘法剣士のブースト攻撃で破壊すると気持ちがイイ、そういうことです。
それで良いんです。


▼恐ろしい森の地下ってどんな迷宮?
もうすこし丁寧にPRします。
森の地下にゲオルグをおすすめする理由について踏み込んで説明しましょう。

森の地下のボス戦は、取り巻きの数も多く複数のボス級モンスターが出現します。
実に曲者ぞろいで個性的なモンスターたちです。

  • 必殺攻撃ではびくともせず、大盾で後列をまもるデュラハン
  • 物理攻撃をものともせず、即時蘇生でたびたび復活するロア
  • 誘惑の瞳をもち、3回パーティーヒールで何度も大量に救出するサキュバス
  • 罵倒・熱風・応援・精神攻撃・祈りといやがらせに心血を注ぐスフィンクス

かたいし、しつこいし、かいふくするし、じゃまするし
これは長期戦、持久戦になるのも納得です。
さらに言えば、バベルの塔の難所である44Fに出現するメンバーに神魔マルコキアスを加えて、迷宮の称号を恐ろしいにグレードアップするという鬼畜ぶりです。この表現の方が、その手強さをイメージしやすいかもしれません。


▼ゲオルグなら何とかしてくれるの?
ゲオルグに何ができるって言うんだ!!そう思ったアナタに向けて
森の地下にゲオルグを充てたい理由を書き出します。

  • ブースト攻撃がデュラハンのマテリアル・フィールドを破壊します。
  • 魔力回復によって毎ターン放てるニュークリアが復活するロアに毎々刺さります。
  • 毒の刃で救出役のサキュバスや曲者スフィンクスを即死させることがあります。
  • 剣と魔法で取り巻きの処理に優れ、さらに殺意に繋がれば救出を潜り抜けて敵の戦力を削れます。
  • 剣と魔法で物理と魔法のいずれも着火役になり得ます。
  • 黒の王で他のメンバーが多少脆くても即時蘇生・強制蘇生で復活できます。


さすが黒き王といったところでしょうか、
ゲオルグの火力をどの程度確保できるかによって多少話は変わるかもしれませんが、他のメンバーで役割を補うことで十分にゲオルグの存在価値を見いだすことができるはずです。

魔法アタッカー:ゲオルグの処方箋

▼ゲオルグの魔剣術
固有スキルの魔剣術ですが、封印します。強力なスキルではありますが、秘法剣士の「剣と魔法」が発動しない時に魔法攻撃ができなくなる機会損失が大きいのです。
物理攻撃でHPを回復してから確実に毎回ブースト魔法といきたいところですが、そうは問屋が卸しません。魔剣術が発動しないよう魔法、物理の順序で攻撃するために魔法使用率を100%に設定しましょう。

ゲオルグは攻撃行動率100%魔法使い魔法使用率100%で設定します。

▼ゲオルグの行動速度
ゲオルグにサイボーグを随行させる一番の理由はここにあります。
秘法剣士であるゲオルグの行動順序がキーポイントかつウィークポイントです。
ゲオルグは敏捷30 運27で行動速度がそこそこ早く、混乱した場合には強力なブースト攻撃が味方を襲います。それはもう、、死屍累々でしょう。

そうですね、先制キュアを用意しなければなりません。
ファリアが居れば即時キュアしてもらえたのにね…

今回もお借りしました。スペシャルサンクス!
■calculator | CALCONIC_ Calculator「行動速度・順序計算」

まず初めに、ゲオルグは秘法剣士なのでデフォルトで先制攻撃がつきます。ここに高速行動をつけると行動速度はx2で2700.00!サイボーグの最小値が1470.00なので楽々と先制してしまいます。暴走した先制高速ゲオルグは誰にも止めることができません。
ゆえに、ゲオルグに高速行動は厳禁です。
エルフの即時キュアがあれば敵モンスターに先制されないように最速設定で運用できます。ファリアや他のエルフと編成できると真価を発揮できますね。

確実に先制できるようにゲオルグに待機攻撃や鈍足行動をつけて相殺することも技術的には可能ですが、秘法剣士のブースト条件を満たすために可能な限り早く行動したいので現実的ではありません。
結果、ゲオルグの行動速度は先制攻撃のみで設計します。

▼ゲオルグの隊列順序
本件のゲオルグは先制攻撃のみで最速設定ではありません。敵モンスターに先制されることを前提にしますので、攻撃が被弾する可能性は低い方が良いです。物理火力を求めて下手に前列に出してブースト失敗するよりも被弾率の低い後方からブースト核魔法をぶっ放す方が安定するのではないかと思います。
何よりもゲオルグは意外と貧弱です。防御力と回避能力の確保にも難儀しますので、思い切って4列目5列目まで下げることも視野に入れてご検討ください。

ついに登場?!サイボーグ??

▼ゲオルグに100%先制できるキュア役・バフ役
先制キュアは非火力のサポート要員に任せるのが理想です。
なまじ火力のあるメンバーに先制キュア役を任せると当人が混乱した時にそれこそ事故を起こしますからね。

そこで見てもらいたいのは次の表です。
最速設定の種族の行動速度とゲに先制される確率をまとめています。
(※エルフはレギュレーション違反ですが参考までに掲出します。)

種族スキル最大値最小値先制確率
サイボーグ先速35303675.001470.000.00000 %
天狗先速33273267.001110.780.00000 %
ピグミーチャム先速32353072.001536.000.00000 %
★ボーダー
エルフ先速31322883.001268.520.23076 %
ワーキャット先速31312883.001210.860.64972 %
アマゾネス先速30282700.00972.004.64015 %
アンデッドマン先速28282352.00846.729.44266 %
サイキック先速27282187.00787.3212.69365 %
ノーム先速25291875.00712.5019.61823 %
巨人先速25261875.00600.0024.75738 %
魔造生物先速25251875.00 562.5026.51515 %
ダークエルフ先のみ30271350.00459.00選定基準

ゲオルグの最大値1350.00を超える最小値をもつ種族を探してみましょう。混乱したゲオルグに100%の確率で先制してキュアできる種族を探すのです。

すると、サイボーグと天狗、ピグミーチャムが該当します。
天狗はトレハンの都合上編成される可能性は限りなく低いでしょうし、クラマを非火力のバフ要員としてゲオルグと一緒に編成することもあり得ないでしょうから、ここで落選とさせていただきます。切捨御免!

ピグミーチャムとサイボーグ・・・
どっちが良いのか。

どっちが?

いやいや、待ってください。
ハッピーラビットでは代わりのできない100%先制キュアをサイボーグならば代行できるのです。サイボーグを採用することで生まれた大きなチャンスですから、サイボーグにお願いするのが筋ってもんでしょう!!
うーん、心情としてはキュア役はサイボーグで決めつけたいところですが、サイボーグをアタッカーで起用する可能性を勝手に捨て去ることはできません。

▼盗賊マスターは確定!!サイボーグ盗M?ピグミーチャム盗M?
先制キュアを考える時にはスフィンクスの罵倒に注意を払います。動きを止められて行動できなくなっては、先制キュア役の本分を果たすことができません。
その点、盗賊マスターであれば罵倒されても2度目の行動でキュアを唱えることができますから安泰です。そのため、先制キュア役はバフ役を兼ねて盗賊マスターで採用するのが良いでしょう。
それとは別に忍者や君主など他のメンバーにもキュアを習得させておくと尚よいでしょう。スフィンクスの精神攻撃に対する保険になります。

ということで!
ハッピーラビットの代わりにサイボーグを編成に組み込めば、
サイボーグかピグミーチャムをアタッカーとして採用できます。
もちろんボやピを君主などの置物サポーターにして空いた種族をアタッカーに抜擢しても良いですね。

さあ、編成の幅が広がりました。存分に活用しましょう!!
本稿では魔法アタッカーのゲオルグを軸にして編成を考えます。残る編成枠は、サイボーグ、ピグミーチャム、ノーム or 巨人、アンデッドマン、女性種族の5つです。
サイボーグと女性種族を兼ねる[NPC]リリーナを採用するとさらに自由度が高まります。魔女を名乗る者で混乱対策もできるのでハッピーラビットを気軽に編成できますが、本稿の主旨に反するので割愛します!

長期持久戦を解決するためには火力職を充実させたいところですが、多くを語るは無粋でしょうから努めて曖昧に参ります。

▼メインアタッカーは誰だ!!
ゲオルグをアタッカーとして考えますが、恐ろしい森の地下を安定攻略するとあってはゲオルグ一本では心もとないと言わざるを得ません。ゲオルグの仕上がり具合に大いに左右されると思いますが、まずはロアを毎ターン確実に焼けるように魔法アタッカーとしての役割に注力させると良いでしょう。

兎にも角にも、ゲとは別にアタッカーを登用したいところ。物理火力・魔法火力・ブレス火力いずれも効果が見込めますが、長期戦かつ持久戦に適正があるメインアタッカーを抜擢できればとても心強いのではないでしょうか。
剣士、忍者、狩人は連携攻撃に必殺率の減退があるのでデュラハンへのダメージディーラーとしても大きな期待がもてます。ゲの魔法火力に不安があれば、魔法使いや賢者を編成して補助するのも良いでしょう。ブレス火力もロアに対しても有効ですし、気軽に兼業させやすい利点もあります。

可能性は無限ですね。
いくつか心に留まった着眼点を紹介します。

サイボーグはシフトアップによって10ターン目以降の行動回数が1回増えます。
これは長期・持久戦とのシナジーが高いです。物理アタッカーで採用した場合には加速による攻撃性能の上昇も大きなアドバンテージになります。
盗賊マスターなどサポーターとして採用した場合であっても、防御一辺倒でポンコツマシンとならぬよう必殺攻撃や魔法攻撃による着火を検討してはいかがでしょうか。ただし、例に漏れず自身が混乱した場合の被害や反撃対策を十分に加味する必要がありますのでご注意ください。
攻撃行動率0%のボ盗M使にブレスを1種のみ習得させると・・・?

必殺攻撃を皆無にすることはおすすめしません。
必殺攻撃はやはり有用で、デュラハン以外のモンスターに対して効率よくダメージを与えるには必要不可欠です。その点、必殺威力の高いピグミーチャムをアタッカーで採用することも無意味とは思いません。

物理アタッカーは格闘仕様も悪くない。
デュラハンの大盾を警戒して追加ダメージの確保がむずかしい格闘仕様を避けるギルドマスターも居るかもしれません。しかし、格闘アタッカーにおいては格闘戦が良い働きをします。しつこくまとわりついて大ダメージを与えることもあるので一考の価値は十分にあります。

ブレスはいいぞ。
敵が少ないターン終盤はHP満タンの条件を容易に満たせるため強烈なブレスによる高ダメージが期待できます。
ターン開始早々に役割を終えるバッファーやタンクについては、長期戦においては防御行動を繰り返す木偶の坊になりがちです。ブレス火力を持たせるために必要な装備枠は片手の指で足りる程度、すべてを取らずとも効果が期待できますので一見の価値ありです。

オチ

ゲオルグの物語であるはずが、主役そっちのけになってしまいましたね。
でもフタを開けてみれば、黒き王にも頼もしい仲間たちが居ることが分かりました。

さて、ゲオルグの冷めた心は救われたでしょうか。
個人的な願いを言えば、カリオストロの城よろしく、サイボーグには盗賊マスターになってゲオルグの大切なものを盗んでもらいたいものです。

御礼

ストーリーに噛み合ったので面白可笑しく森の地下をターゲットにしてご紹介しましたが、他の迷宮に対しても先制ゲオルグと先制高速サイボーグの編成は有効です。

ゲオルグとエルフを同時に編成できない状況にあるアナタ

その兎さん、パーティの足枷になっていませんか?本当に兎の時短が必要ですか?

兎に代替可能なサイボーグもとても面白い種族です。是非とも仲良くして下さいね。
お人形は古代兵器だったりしてね。

以上
最後まで読んでいただきありがとうございました。
末筆ではございますが、みなさまのギルドに幸多からんことをお祈りいたします。

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