最終戦ループに冒ギルキチガイの知見を取り入れたやり方の紹介です。
1.発端
最終戦ループとは、ハデス1戦目の宝石ドロップだけに期待して2戦目は撤退することで神魔復活することなく延々とハデスと戦い続ける周回方法である。
これ自体は以前から認知されており、実際にやってみた方も多いと思われる。
なので今更書くことではないのだが、気になる点が一つあった。
過程は省略するが、宝石のドロップにレア倍率・称号倍率・敵の称号が関係無いと私は結論づけた。
(運勢は不明、おそらく関係ない。)
なので、それらが関係無いとした場合の周回方法について紹介する。
2.情報整理
トレハン倍率が関係無ければどう影響がでるのか、情報を整理する。
- 必須のトレハンスキルは時短スキルのみ。
要はハッピーラビットと忍者マスターだけが必須になる。
- プレミアムタイム2.0倍の時間を使用する必要が無い。
特に影響が大きく、最大のメリット。
冒ギル生活上、0.5倍の時間は生産性が低く無駄な時間になりやすいがドロップ率が常に一定の宝石を狙うのであれば0.5倍も有意義な時間にすることができる。
- ラビットチケットを使う必要が無い。
最終戦ループでチケットを使っても7分程度の時短でしかないため、必ずしも使う必要がない。
最終戦で使わず神魔周回などにチケットを割けるのが魅力。
ただし、他迷宮でラビチケを使った場合の効率の上昇はやはり凄まじいものであるので使う・使わないは各々で吟味して頂きたい。
最終戦での使用であっても効率が2倍である点は揺るがない。
- 運勢の必要性
宝石のドロップに(大きな)影響は無さそうなので切り捨てても構わない。
一方、ノーマルアイテムの超レア率には運勢の影響があるかもしれないと私は疑念を抱いている。
ハデスからドロップする神魔シリーズはいずれも有用なカテゴリなので、ワンチャンスに賭けて運勢は確保したほうが良いと思われる。
道中のスフィアからドラゴンワンドのドロップもある。
特に今回は種族の縛りが無いので運勢35にするのが容易であり、運勢30前後→35の差は大きい可能性がある。
- レア倍率・称号倍率の必要性
宝石のドロップに影響は無さそうなので切り捨てても構わない。
が、ヒーリングスフィアのドロップ品である癒しの指輪が継承で支配者に指輪になる。
その他倍率を大きくかけられるピグには装備させたいものであり、意識的に回収したい一品。
最終戦ループのゴールは宝石の掘り出し→大量のカンスト宝石であるので先を見据えるならレア倍率はあったほうがよい。
魔性の迷宮とはいえ、長い付き合いになるなら超レアは出る。
今回の記事では種族によるものは取らないが、職で取れる分は取ることにした。
3.パーティ例
私のパーティを紹介するが、必須とする要件がハッピーラビットと忍者マスターだけなので、各々の力量によって調整したほうがよい。
7PT作る場合は量産する手間・難度も考えないと非常に辛くなる。
なお、このパーティ紹介は運勢を35にする方法でしかなく、運勢を気にしないのであれば従来の最終戦と同様である。
種族 | 職業 | 備考 |
ハッピーラビット | 忍マ | うさころ対象 |
ピグミーチャム | 魔(戦) | 道中アタッカー、ピグころ対象 |
ピグミーチャム | 聖(戦) | アタッカー |
ピグミーチャム | 戦(君) | 置物 |
ピグミーチャム | 賢(修) | 置物 |
ピグミーチャム | 盗(僧) | 置物 |
- ハッピーラビット 忍マ
時短要員。
ハデス一戦目をトリガーにうさころスイッチで処分することで宝箱を開けるときの運勢を35にする。
(参考)[禁忌]うさころスイッチ
道中のダークスフィアのマジックアローで死なない程度の耐久を確保していればなんでもよい。
当然、賢者の石でも持たせて蘇生する手間を省いておく。
- ピグミーチャム 魔(戦)
大量のスフィアが出現すると剣聖だけでは倒せず、イベント戦闘だと帰還してしまうため一掃できるだけの魔法火力を確保する。
ハデス二戦目で生き残っていると踏破してしまうため、ハッピーラビットと同じくハデス一戦目で処分する。
魔法火力は好きなだけ伸ばし、スフィアのマジックアローで死なない程度に耐久力は確保するが余計な耐久力は不要。
ハデス一戦目で7T前後かければ確実に死亡する。
- ピグミーチャム 聖(戦)
ハデス一戦目だけ倒して、二戦目は倒せないアタッカー。
かなり力を入れて組まなければ二戦目を倒すことはないが、試しに組んでみて調整をかけていくのが良い。
要件を満たせるなら別ビルドでもいいが、一撃で大きなダメージを与えてしまうと魔力暴走で取り巻きのスフィアが死亡するので多段攻撃でちまちま削るアタッカーでないとしばしば撃破してしまう点だけ注意。
- ピグミーチャム 戦(君)
置物。
二戦目は20T耐えきる必要があるので絶対に死なないと言えるメンバーを一人確保する必要があり、戦君であればその要件を満たしやすい。
一戦目でも箱を開けるまでは罠解錠を確保したメンバーは死亡してはいけないが、ブースト物理攻撃は死人が出やすいので戦士は組み込んだほうがよい。
- ピグミーチャム 賢(修)
置物。
うさころスイッチを採用する場合は現職僧侶を組み込むことが出来ないので、全体回復か回復能力での自動回復が欲しい。
20T耐えるにあたり、自動回復の回復量を回復結界で補う目的がある。
全員に恍惚なるがあればすごく良い。
賢僧で全体回復を取ってもいいが、回復量を上げると装備コストが高まるので楽したいなら諦めたほうがよい。
- ピグミーチャム 盗(僧)
置物。
罠解錠を一番上げやすいので箱開け役。一戦目では必ず生き残っていてほしいが二戦目では死んでもよい。
ピグ賢修が他迷宮でも使えるビルドなのでそこに拘った結果、盗僧という地獄が生まれたに過ぎないので新たに作る場合は賢僧、盗修のほうが楽。
宝石が入っていても箱を開けられなければ意味が無いので、生存率が重要になる箱開け役は無理せず硬いビルドを推奨。
なお、罠解錠は3000-6000程度確保が目安。
4.で、実際どれくらい出るの?
最高級宝石は600-650週に一つ程度。
高級宝石以上は300-350週に一つ程度。
中級宝石以上は200週に一つ程度と思われる。
宝石ごとのドロップ率の差も無いと思われる。(低級以下は不明。)
特定の宝石が出やすい傾向などはないと思われる。
5.結論
・宝石にトレハンスキルの効果が無い。
・運勢35で周回することができる。
の2点は切り分けて、可能な範囲で取り入れればいいんじゃないかなと思います。
冒ギルは寝たら負け
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