さふぁり
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職業と前職の選び方(後編)

どうも、さふぁりです🦁

遅くなりましたが前回の続きになります。後半の職業はより特化したスキル構成を持つ職業が多く、前職としても有用なものが多いです。特徴を把握して、使いこなしていきましょう。

特徴

一回攻撃に全てを懸ける超火力アタッカー
・前職では攻撃力を劇的に伸ばすアタッカー向け職業

本職

 侍の魅力はなんと言っても(攻撃回数1回のときに限り)約4倍に増幅された圧倒的な攻撃力にあります。手数は全くありませんが、動けば確実に敵を一体ずつ潰していく、もしくはボスに大ダメージを与える脳筋アタッカーになります。
 序盤はメインアタッカーとして活躍できます。しかし「救出」を持つ敵が現れると、折角倒しても救出されて終わってしまうことが増えてしまい、活躍が難しくなってしまいます。上手く使うなら魔法使いや剣聖などで救出を持つ敵を先に処理(もしくは救出を消費)し、侍の攻撃を通せるようにパーティーの構成を考える必要があるでしょう。
 前職候補はとにかく枠を増やす戦士、高回避相手には剣聖などが挙げられるでしょう。

前職

 前職としての侍は基本的に「[2.0倍]アイテム攻撃力」のために採用されます。武器持ち物理アタッカーであれば前職を侍にする事で圧倒的な攻撃力を稼ぐことができます。ただしデメリットとして「[半減]攻撃回数」「[-2]攻撃回数」で攻撃回数が減るため、良質な小手で攻撃回数を増やす必要があります。この攻撃回数デメリットが非常に重くなるため、序盤は前職として選ぶのは避けた方がいいかもしれません。

メモ

 侍は専用装備である「五輪書」で、一撃で敵を倒し続ける限り手数を増やすことができます。ただし攻撃を外したり耐えられたりするとそこで止まってしまうので過信は禁物。
 また相手がLv70以上の剣聖である場合、「見切り」スキルによって30%の確率で攻撃を避けられてしまい、何も出来ないターンが発生することもあります。相性の良し悪しがハッキリと分かれているため、相手を見て侍を使うか考えましょう。
刺さる相手にしっかりと練ったパーティーで挑めば無類の強さを誇りますが、苦手な相手も多い。そんな職業です。

剣聖

特徴

圧倒的攻撃回数でダメージをばら撒くアタッカー
・前職としては命中精度稼ぎに貢献

本職

 剣聖はLv15スキル「連続攻撃」スキルで何回ヒットしても威力の減衰しない攻撃を「[2.0倍]アイテム命中精度」とLv30スキル「心眼」で4倍に増幅された命中精度でばら撒く、侍と対の位置にあるアタッカーとなります。
 「追加ダメージ」スキルで攻撃力を伸ばすことで、一回の攻撃で大量の雑魚敵を一掃することに長けています。また、巨大ボス相手では何回も攻撃を当てることで防御力を劣化させ、大ダメージを与えていくことが可能です。
 追加ダメージ装備が揃うと、ストーリーでは終盤までこの剣聖で色々な敵をワンパンしてしまうほどの火力が出せますし、ヨルムンガルドのような超高HP・超高防御の敵相手にも活躍出来るでしょう。
 前職はただでさえ少ない枠を補う戦士、必殺率を上げる攻撃的な忍者が挙げられます。

前職

 前職としては基本的に「[2.0倍]アイテム命中精度」を目的に採用します。が、そこまでして命中精度が必要な相手はそういないため、あまり採用されません。強いて言うなら命中精度を稼ぎにくい序盤の侍の前職、または高回避のキリン対策といったところでしょう。

メモ

 ストーリー段階では非常に強い剣聖ですが、結構脆いため持久戦は基本的に出来ません(ヨルムンガルドは物理攻撃があまり来ないので例外)。持久戦を強いられやすいストーリー終盤以降は活躍の場が少なくなります。
 また、「追加ダメージ」スキルで火力を確保することからスキル用に装備枠をかなり取られ、防具に割く枠がないことも持久戦が難しい要因となります。
 ストーリー段階では脳死で使っても強い剣聖ですが、2周目以降は考えて使う必要のある難しい職業となります。

秘法剣士

特徴

・物理・魔法2回のブースト攻撃による結界割りのサポート性能
・前職ではあまり使われない

本職

 剣と魔法を使いこなし、敵を殲滅するーーー
 そんな幻想は捨てましょう。物理と魔法どちらも火力を出そうとすると基本的にどちらも中途半端に終わります。そう思ってどちらかに特化した装備にしても、本職の剣士や魔法使いに敵わないという器用貧乏な性能となっています。
 ならば何が利点なのかというと、Lv15スキルの「ブースト」にあります。
 このゲームには受けるダメージを1行動分の間1/3にする結界というシステムがあり、高火力で先制一掃という戦術を阻んできます。特に「マテリアルフィールド」や「アストラルフィールド」は初ターンでこれを10枚分張るため、結界が剥がれるまでの間ダメージが非常に通りづらくなってしまいます。
 秘法剣士のもつ「ブースト」はHPが満タン時に発動し、沢山張られた結界を全て突破することができます。これで後続のアタッカーが結界を気にせず全力を出せるわけです。
 また、魔法と攻撃を同時に行えることからアタックアップ→結界割りといった後続アタッカーのお膳立てが出来ます。総じてアタッカーというよりは後続のためのサポート性能が強いと言えるでしょう。
 前職は使い方によって変わりますが、戦士(枠増加)、剣士(剣倍率)、魔法使い(ワンド倍率)、賢者(各種魔法、枠増加)などでしょうか。サポート要員であればPTに足りないトレハン職業で埋めてもいいでしょう。

前職

 前職として秘法剣士を採用すると、1.2倍剣・ワンド装備、固有倍率の魔攻→攻撃変換に、才能HPや反撃無効などが取れます。主に才能HPと反撃無効を回収するために選ぶことになると思いますが、これらのスキルを取れるライバルに有能前職の修道者がいます。
 修道者は「[+2]アイテム装備可能数」「[2/3]攻撃に強い」など、便利なスキルを多く回収できます。一方で、秘法剣士では反撃無効に加えて剣・ワンド倍率と魔攻→攻撃変換が取れます。
 比較すると秘法剣士を選ぶ理由は武器倍率にあるでしょうから、武器持ちアタッカーにしたいところです。しかし武器持ちアタッカーが活躍するのは超レアがある程度揃ってからで、その頃にはより多くの超レアを積める戦士や、より攻撃力を伸ばせるが強力な対抗馬として上がるため、前職として採用されることはあまりないでしょう。

メモ

剣と魔法+アンチヒーリングを利用したバグで、剣士への着火に特化したノーム秘法剣士というビルドがあります。興味がある方はセクレタリを漁ってみてください。

賢者

特徴

・1ターンに魔法を2回放つ魔法の万能アタッカー/サポーター
・前職ではアイテム枠+3と盾倍率、呪文各種を装備無しで覚えられる点が優秀

本職

 賢者の特徴といえばやはりLv30スキルの「連続詠唱」でしょう。1回の行動で2つの魔法を使用することができるため、攻撃魔法をバラ撒くのはもちろん、バリア二種を張ったり回復魔法でサポート、また剣士の魔法支援に着火するなどの攻守ともに器用に動くことができます。しかし器用な分、火力は魔法に特化した魔法使いに劣り、パーティーのメインアタッカーに据えるには力不足な点が目立ちます。
 また、魔法使いのような魔法回数を回復する手段を持たないため、長期戦に連れていくならノームの「祈り」やサイキックの「門戸開放」などのスキルでサポートする必要があります。
 基本的に火力を出す賢者であれば、ファイヤーボールやニュークリアなど撃ちたい魔法を絞って1~2ターン目に火力を出し切る使い方が主流です。特にバベルでは初手で敵の頭数を減らすことが出来るため、有効な戦術だと言えるでしょう。サ魔と併用すれば1ターン目に3連続でニュークリアを撃つこともでき、神々の宴でも取り巻きを一掃出来るため非常に強力です。また、連続詠唱を利用して先制バリアや結界剥がしなどのサポート要員としても使えます。
 器用貧乏ですが、役割をしっかりと持たせれば活躍してくれることでしょう。
 前職候補は魔道書倍率の僧侶、トレハンや枠増加の修道者などが挙げられます。

前職

 賢者を前職として採用する目的となるスキルは「[+3]アイテム装備可能数」「[1.4倍]盾装備」「[Lv7]魔法使い/僧侶魔法」などが挙げられます。アイテム装備可能数は言わずもがな強力で、アイテム枠半減を持つ魔造成物では戦士の「[才能]アイテム装備可能数」よりも装備枠が1つ多くなります。戦士は他のスキルも強力なので、役割を考えて選択しましょう。
 また、「[Lv7]魔法使い/僧侶魔法」で魔道書を持つことなく魔法を使ったり、「[1.4倍]盾装備」で回避を稼ぎやすくなることから特に置物の前職としての適性が高く、非常に便利です。剣士を使うパーティーでは特に攻撃魔法による着火が重要になるため、何も考えずに魔法を覚えられる賢者は前職として重宝するのではないでしょうか。

メモ

賢者は器用に立ち回れる非常に優秀な職業ですが、序盤は「[0.50]獲得経験値」のせいで成長が遅くなりがちです。基本的にストーリー段階ではレベルが正義であることが多いので、レベリング体制が整うまでは使うのを避けてもいいかもしれません。

忍者

特徴

・高い必殺威力と反撃、連撃で火力を出すメインアタッカー候補、更に時短スキル持ち
・前職ではアタッカーなら必殺最大値90%、置物なら回避稼ぎで有効

本職

 忍者の特徴で一番イメージにあるのはLv15スキル「隠密」による時短でしょう。PTに居るだけで時短効果が得られるので、採用している人も多いのではないでしょうか。
 そんな忍者ですがただの時短置物というわけはありません。Lv30スキルの「達人」で相手の攻撃を回避した時に反撃したり、Lv70スキル「必殺連撃」で必殺攻撃後に再攻撃を行うなど攻撃機会が多く、更に必殺威力1.3倍(マスターなら1.4倍)が強力で非常に高い火力を出すことができます。パッシブスキルに「[1.2倍]格闘1.2倍」を持つため、格闘にすれば火力役としてパーティーに貢献てきるでしょう。
 また「[最大90]必殺率最大値」「[2.0倍]アイテム必殺率」で必殺率が非常に高くなるため、狩人の追撃を誘発しやすく、相性が良いです。同時採用を検討してみても良いでしょう。
 前職候補はオーソドックスに強い戦士、経験値マイナスを補う修道者、時短のためのマスターなどでしょうか。武器を持たせるなら侍も候補に入ります。

前職

 前職としての忍者は「[2.0倍]アイテム必殺率」「[最大90]必殺率最大値」の必殺率関連、または「[2.0倍]アイテム回避率」を目的に採用されます。
 前者はアタッカーなら高必殺率によって高防御の敵を突破するのに役立ちます。特に剣聖のような追加ダメージアタッカーは必殺攻撃が強力なので忍者は前職候補となります。非アタッカーでも必殺攻撃によって狩人の追撃着火が可能となります。
後者は回避が重要な場面で、主に非アタッカーに採用される印象です。シャドウサーペントやメデューサなどの石化攻撃持ちや恐竜などの侍型モンスターなど、攻撃を受けてはならない相手と戦う際に回避を伸ばすことで攻略するのに役立つでしょう。

君主

特徴

・味方の物理与ダメージの上げるバフ要員とブレスから後列を守る壁役
・前職としての性能はHPを盛ることが出来る、しかし他と比べると物足りない

本職

 君主の最大の利点はやはりLv30スキル「指揮」にあるでしょう。君主が存在しているあいだ、パーティーの物理で与えるダメージを1.4倍(マスターなら1.5倍)にする非常に強力なスキルで、物理主体のパーティーなら必須級の職業となります。
 また、Lv15スキル「保護」によって後列の受けるブレスダメージを大幅に減らすことが出来ます。竜の巣などのブレスがとにかく厳しい迷宮では先頭に立たせることでPTの生存力を高めることが出来るでしょう。
 その他、Lv70スキル「貫通」によって追加ダメージ倍率があります。が、他のアタッカー職と比べて攻撃性能はほぼ皆無なので良くてサブアタッカー止まりとなるでしょう。装備が充実しないうちは中途半端にアタッカーをさせるより、壁役やバフに徹した方がいいでしょう。
 前職候補は枠増加の戦士賢者、回避確保のための忍者などでしょうか。攻撃2/3が取れる修道者もアリですが枠+2が被るため、他より旨みが少なく感じます。トレハンの都合上仕方なくなることもありますが…

前職

 前職としての君主は「[2/3]ブレスに強い」「[+2]アイテム装備可能数」「[2.0倍]アイテム最大HP」あたりを目的に採用するかと思いますが、ブレス耐性はアイテムで回収できたり、枠+2も他と競合が激しく、そもそも本職でPTに置いた方が強いので前職として選ばれることは少ないでしょう。
 ちょっとニッチな使い方として「[1.3倍]重鎧装備」や「[戦術]劣化修復機能Lv3」を利用した、劣化に強い不沈艦のような壁役の前職があります。これもあまり見かけるほどではないですが…

メモ

スキルや基礎能力からHPが高くなりやすく、装備枠も増えるため君主は生存能力が非常に高くなります。脆い種族(ピグミーチャム、ハッピーラビットなど)は君主として雇うと打たれ強くなって使いやすくなるため、個人的にはオススメです。
スキルやバリア、保護などでパーティーを支える縁の下の力持ち、それが君主です。

ロイヤルライン

特徴

・GP稼ぎのスペシャリスト
・前職では圧倒的才能適正で序盤のお供

本職

 ロイヤルラインをパーティーに入れるとしたら、Lv30スキル「栄華」やLv70スキル「搾取」によるGP稼ぎ専用キャラとなるでしょう。金策は序盤(&二周目序盤)で特に重要であるため、真っ先に作っておきたいキャラとなります。
 しかし金策以外のスキルは何一つないため、攻略パーティーに用いることはないでしょう。ダメージを受けるとLv15スキルの「賠償」によってGPが減ってしまうため、寧ろデメリットになってしまいます。

前職

 前職としてのロイヤルラインは各種才能「[+1]アイテム装備可能数」「[戦術]近距離/遠距離攻撃適正」を目的として採用されるでしょう。特に「[才能]攻撃力」と「[戦術]近距離攻撃適正」は最序盤だとアイテムで確保できないため、前職をロイヤルラインにすることで種族に縛られずに圧倒的な攻撃性能を得ることができます。序盤ビルドの定番である「吸血鬼-忍者(ロイヤルライン)」*では、これらのスキルをGPで解決できることから採用されています。
 また、最序盤であればレベルが正義であるため、「[+100%]獲得経験値+」が非常にありがたいスキルとなるでしょう。
しかしこれらのスキルはアイテムや超レアで回収できるものであるため、アイテムが充実してくると前職候補からは外れることになります。

おわりに

非常にお待たせてしまいました(待っている方がいたかは不明ですが)、約半年ぶりの更新です。すみません。秘法剣士が上手くまとまらず困ってました

以上が、僕がこのゲームを暫くプレーしていて捉えている職業の特徴になります。ビルドの理解や自分で組む際の手助けになれば幸いです。

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冒険者ギルド物語2

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