ブログではSO2に関係のないことを書いていいそうなので、趣味の話を書きます。
端的に言うとカメラの話です。
折角なので、自分の思想マシマシで書きます。
一般的なことだとかは、Google先生や他の方に聞いていただくのが良いかもしれません。
レンズの性能
レンズの性能といえば何が思い浮かぶでしょうか?
やはり一番見かけるのは焦点距離と開放F値でしょう。撮りたいものと撮れる場所にダイレクトにつながる性能です。
その他にも、きれいに撮ろうと思うと、解像感、歪み、収差、ボケ、フレア/ゴースト・・・たくさんありますね。
ところで、私がよく気にするのは、最大撮影倍率とワーキングディスタンスです。
最大撮影倍率
最大撮影倍率、こちらは聞いたことがある人もそこそこいるのではないでしょうか?
これはつまり、そのレンズで可能な限り被写体に近寄った場合に、どの程度大きく写せるかという指標です。
フィルム/イメージセンサーのサイズに対して、1/n倍の範囲しか写らないところまでクローズアップできるかで表します。
いわゆる(最近の)マクロレンズは、センサーサイズと同じ範囲になるまでクローズアップできますが、これが1倍です。(殆どの場合等倍といいますが)
2倍の範囲までしか接写クローズアップできないと1/2倍、逆に1/2倍範囲しか映らないところまでクローズアップできると2倍です。
フルサイズ(36mm✕24mm)で考えると、等倍では36mm✕24mm、1/2倍では、72mm✕48mm、2倍では18mm✕12mmがクローズアップできる限界になります。
最大撮影倍率は大きければ大きいほど便利とは言えますが、クローズアップできるようにするにはそれ向けの設計とする必要があり、なんでもかんでも大きくできるものではないです。
ワーキングディスタンス
こっちはカメラをやっていないと聞かないかなと思います。
最大撮影倍率のところまで寄ったときに、カメラから被写体までどれだけの距離があるかということなんですが、"最短撮影距離"の存在が話をややこしくします。
最短撮影距離、こちらも名前の通り被写体に一番寄ったときの、被写体とカメラの距離を表します。では、両者の違いとは?
最短撮影距離 :被写体から撮像部(フィルム/イメージセンサー)までの距離
ワーキングディスタンス :被写体からレンズ先端までの距離
となります。
不変という意味では最短撮影距離のほうがスペックとするには相応しいのでしょうが、実使用上はワーキングディスタンスの方が影響が大きいかと思います。(レンズフィルター、レンズフードをつければその分レンズ端が伸びるのでワーキングディスタンスは短くなります)
なんで気にするの?
なんでクローズアップ度合いや、寄ったときの被写体からの距離をそんなにきにするのか?
それは、距離を取りつつ、できるだけクローズアップして撮りたいからです。
「クローズアップするなら目一杯よれば十分では?」いやいや、寄ったらそれだけ気づかれ逃げられる可能性が増えます。
そう、小さくてすぐ逃げるのを撮りたいのです。
虫を。
虫を。
虫を。
虫を、探せ。
そして、撮れ。
ハイカーに怪しまれても気にするな。
無理な体勢で、虫を撮るんだ。
え?今は冬だから虫はいない?
いいや、いるね。
とか
とか
だとか。
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