こたつ喫茶
2619 views
タグを編集する

「普通の人」が楽しめるコンテンツとは

彼がVRChatを遊びたくない理由。または「普通の人」にVRChatを楽しんでもらうために必要なこと
こんな記事を見つけて「普通の人」側の友人に少し賛同というか同意をしていました。

・VRChatの目的
・「普通の人」ができる事

これを主軸につらつらと書いていきます。待ち時間で暇なので

・VRChatの目的

VRChatとは、仮想空間上で他者とコミュニケーションを取ることができる、VRネットワークサービスである。

―ニコニコ大百科

VRChatはGraham GaylorとJesse Joudreyによって開発され、アメリカ合衆国の企業であるVRChat Inc.によって運営が行われているソーシャルVRプラットフォームである。

―Wikipedia

VRChatは一般的なゲームとは違いSNSと言う括りにあたります。まずそこで勘違いというか解釈違いを起こしているのでしょう。
先の記事では友人はVRChatには目的が存在しないと言っていました。
ちゃんと目的は存在していて、それは「他者とのコミュニケーション」なのです。
普通のゲームで言うならばチャットしか存在しないゲーム。それはゲームではないので…VRChatにおいては多種多様なワールドを巡ることも目的の一部だと言えるでしょう、主にこの2つがVRChatの目的となりますね。
友人はPSO2や他のVRゲームを楽しんでいることからゲームに対しては好感触なことが伺えますがVRChatはゲームではないので感触が悪かったことが記事を読めば分かります。
つまりゲームを遊ぶ層とコミュニケーションを取りたい層は別々に存在している訳です。
ゲームでないならば楽しむことができないのは仕方ありません、VRChatは実質チャットツールなのですから。
このVRChatを楽しめる層は人とコミュニケーションを取りたい、そんな人向けのアプリケーションなのです!

・「普通の人ができること」
普通の人ができないことは主にモデリングとなります。制作側に回れない消費者という位置付けですね。
VRChatはアバターやワールドを作って持ち寄り他者とコミュニケーションを取るようなものなので制作側に回れない普通の人はアバターを借りたり作られたワールドを巡ることしかできません。
アバターを作って動かすためにこのVRChatを遊んでいる人からすれば普通の人って何が面白くてこれを遊んでいるのかな?となるかもしれませんね。ワールドを巡るだけでも楽しいものではありますが
記事の中にあるような運営側がピック式でアバターが作れるキットを用意したら確かにプレイヤーは増えるかもしれません。
しかしそのようなプレイヤーが増えると今度はコミュニティが一変する恐れもあります…
アバターを作る人は減り参入障壁の低さからプレイヤー層が低年齢化してしまうかも…
あまりにも低年齢化するとこのコンテンツ自体がすぐさま消費され廃れていってしまうかもしれません。
障壁の高さはある程度あっていいと思いますね、アバターを借りることができればコミュニケーションを取ること自体は可能ですので。

普通の人として1ヶ月に十数日程度、友人が誘ってくれたのでデスクトップモードでログインしてみましたが…
アバターやワールドは作れなくても楽しいです。ワールド自体のギミックや景色を見ながら会話するだけで時間がすっ飛んでいきます。
でもワールドのギミックをちょっと触って会話するだけでそこまでVRChat自体に魅力があるかと言うとそこまででもないかな?と思ってしまいました。
他のゲームならある戦闘や取引などが基本存在しないため遊び方が限定されてしまっています。
そういう遊びがあるワールドだけを巡っていくのも良いかもしれませんが…
結局は他者との会話がメインになっていく訳でそれが楽しめないならこのVRChatはとても遊びづらいだろうと思いました。
プレイヤーを増やすような働きはいいですが結局は会話ができないような人は遊ぶのを躊躇う事になるでしょう…
そして普通の会話についてもワールド内の近くにいないと会話ができないので会話するだけならDiscordでいいじゃん!となりがちなのも惜しいですね。
あるゲームではボイスチャット機能がゲーム内に実装されたのに日本版ではそれが削除されてアップデートされるというような事がありました。
それくらい日本人はボイスチャットを忌避していると言うか 恐れを持っているように感じます 自分もその一人ですが
そこにVR機器の導入の障壁です 機器自体も高いし部屋の広さなども問題になってきます。
これでは人が増える要素は殆どありません…デスクトップモードが有るだけ良いのですが。
ゲーム性が少なく殆どボイスチャットだけ、アバターも作れる人は一握り(今それをしている人は多いと思いますが)、VRでできる人も少なく人口は穏やかなまま。
そういう事ができる人用の場所なんですよ。
ひとりひとりアバターを簡単にカスタムできて自分好みのアバターで遊べる!とか
そんなことはしないで無理にプレイヤーを増やそうとしなくてもいいのかもしれませんね…

普通の人、万人が楽しめるコンテンツはプレイヤーの民度が低くなりがちです。
万人受けしないようなコンテンツとしてVRChatは存在しているように思えます。
でもそれで良いんだと思います。VRChatは…

この記事はどうでしたか?
👍&ツイートをお願いします!

コメント

コメントにはログインが必要です

こたつ喫茶
10 投稿

冒険者ギルド物語2

ゲーム紹介
前作

データ

アイテム
モンスター
スキル
種族
魔造生物
職業
個性

セクレタリについて

セクレタリとは
記事構文一覧

最新の5件

メニュー
読み込み中